イギリスの超新星。FELLOWSHIP / The Saberlight Chroniclesの感想

FELLOWSHIPとは

イギリス、イングランド南東部、エセックス県にある港湾都市ハリッジ

※地図はWikipediaより引用

にて結成。

EPと数曲のシングル/ビデオをリリース

一番最初にリリースした曲

メンバー全員が大好きな曲。エルトン・ジョンのカバー

トワイライトフォースの超名曲『Flight of the Sapphire Dragon』のPVを意識してる感がウケる

EP
名曲 Glint

スモーク使い過ぎやろ!マジでウケる

そんなこんなで いよいよ1stアルバム

ザ・セイバーライト・クロニクルズ [CD]

アルバムのレコーディング自体は2021年の夏に完了していたのだが、流通経路の確保に難航を極める

苦労の果てにイタリアのインディーズレーベルSCARLET RECORDSとの契約を実現。2022年に念願のワールド・デビューを果たした

メンバー

カラム・タッフェン(ds)
サム・ブラウン(g)
ダニエル・アッカーマン(b)
マシュー・コリー(Vo)
ブラッド・ウォスコ(g)

バンド名の由来

このバンドの楽曲は「友情、兄弟愛、思いやり、家族…」等を題材にしていることが多くそれらを最小の単位で言い表した【FELLOWSHIP】がバンド名として定着した

1stアルバムのコンセプトは「伝承」

バンドのHPに小説を載せていて、一曲一曲が物語の一章になっている

いざという時に伝説の剣を振るうためのテストに挑戦し、その価値がないと判断された若者を描いた作品であり

ネタバレしてしまうと

彼はその武器を必要としなくなった時、初めてその武器に相応しい存在になれるという話

ロード・オブ・ザ・リングとは無関係

伝統的なファンタジーの設定をうつ病や不安、自分には何の価値もないという思いと戦う人間の比喩として使っているそうだ

歌詞は全てマシューが書き、曲はカラムとサムの二人が担当している

感想

これは素晴らしい!!もうねこのアルバムの完成度が凄過ぎて、思わずブログに書いてしまった程に堪らないんですよ

トワフォ好きには堪らないOPから始まって、捨て曲一切無しで、クサさに仰け反り、鼻曲がりながら、ひたすら続く名曲のオンパレード、EDまでガッツポーズが止まらず、琴線に触れまくって、どストライクで昇天

挙げ句、ボーナストラックでドラフォ過ぎるところがまたニヤけ止まらん

この曲は「悪の帝国の起源の話」らしいけど、ポップ過ぎてとてもそんな風に聴こえないのは僕だけですか?

アルバムを一通り聴いた後に改めてジャケットを眺めると、コレジャナイ感は半端ないです

右にいる人物が悪の女帝だそうです

そう言われても ああ、なるほど!確かに!とはならないでしょう

一体、何を思ってこのジャケットにしたのか…

地図もストーリーも絵でしっかりと描いて世界観を創り出し「バンドは不死の語り部の放浪者。アルバム毎に異なる物語を語りたい」とまで言っているのに何故にこのジャケットなのか

ガチでイギリスの超新星爆発なのか?

次回作ではもっと剣と魔法のRPG感溢れる感じにしてくれるのだろうか?

謎は深まるばかりである

Voが若干弱い気がしないでもないが、良く言えばクセが無い。その代わりビジュアルのクセが凄い

PVのメンバー仲良さげな感じと絶妙なる安っぽさ

素晴らしい楽曲

このバンドどれを取っても非常にクセになる

昨年最も聴いたアルバムであり、世界最高峰の出来と断言出来る神アルバム


イリュージョン・パラダイス

には及ばないかもしれないが

個人的には


ドーン・オブ・ザ・ドラゴンスター【CD(日本語解説書封入/歌詞対訳付)】

この名盤をも凌駕してしまった感のあるアルバムである

勿論これはとてつもなく高いレベルでの戦いですよ

そんじょそこらじゃ出場すら出来ない天下一武道会の話

メタルという趣味はとてもコスパが悪いです

何せ、三千円出してCD買って20回聴けないアルバムなんてザラですからね

そんな中、100回聴こうと思うようなアルバムに巡り会った時には、先ずは激聴に耐えうるアルバムという栄誉が与えられます

その栄誉を得た上で、実際に100回聴いて飽きることなく、それ以上聴こうと思ったなら、それはもう極上アルバムです

そして天下一武道会に出場するのです

とかなんとか語っていながらまだ100回聴けてないんですけどね

でもま極上は確実だと思いますよ

名曲しか無いこのアルバム。気になった方はyoutubeで全曲聴けますので要チェックです

とりあえず今日はこの名曲でお別れしましょう

有難うございました!さようなら

さあ、流行れ流行れ!このバンド!売れろ売れろ!

そして来日するのだ


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