2019/9/26 CRAZY LIXX Japan Tour 2019 ライヴレポ

クレイジーリックスとは

2002年

スウェーデン、マルメにて
ダニー・レクソン<g>
ヴィック・ジーノ<g>
ジョーイ・シレラ<ds>
マックス・フレーマー<b>
によって結成される

最初のデモのレコーディングの際、
ダニーがVoをとり
その後専任となったため
クリッジー・フィールド<g>を迎える

2003年

3曲入りデモ音源
『CRAZY LIXX』を発表

2004年

7曲入りデモ
『DO OR DIE』を発表

2005年

マックス<b>とクリッジー<g>の折り合いが悪かったため2人とも解雇
ルーク・リヴァノ<b>が加入する

2006年

1000枚限定シングル
『Do Or Die』を発表

2007年 11月

Swedmetal Recordsより
1st.


LOUD MINORITY [CD] (REISSUE)

をリリース

スウェーデンのロック・チャートでNIGHTWISHに次いで2位に輝く
総合チャートでは58位

2008年 4月

ヴィック・ジーノ<g>がHardcore Superstarに引き抜かれて脱退
アンディ・ドーソン<g>加入

2008年 11月

1000枚限定シングル
『Make Ends Meet / Want It (Radio Edit)』発表

総合シングルチャート50位となる

2009年

イタリアのレーベル
Frontiers Recordsと契約

2010年 3月

2nd.


NEW RELIGION [CD] (REISSUE)

をリリース

エド・リアム<g>加入

2011年

ジョーイ・シレラ<dr>脱退

2012年 2月

ルーク・リヴァノ<b>脱退

2012年 4月

ダニー・レクソン自らプロデュースした3rd.


ライオット・アヴェニュー

リリース

イェンス・ショーホルム<b>加入

2014年 11月

4th.


クレイジー・リックス

リリース

ジョーイ・シレラが復帰している
アンディ・ドーソン→アンディ・サータに改名

2015年 8月

エド・リアム<g>とアンディ・サータ<g>が脱退

2016年 2月

クリース・オルソン<g>とイェンス・ルンドグレン<g>が加入

2016年 7月

初のライヴアルバム


サウンド・オブ・ザ・ライヴ・マイノリティー

リリース

2017年 4月

5th.


ラフ・ジャスティス

リリース

2018年

欧州の名だたるロックフェスに参加

2019年 5月

6th.


フォーエヴァー・ワイルド

リリース

2019年 9月

デビュー12年目にしてファン待望の初来日

無事到着

9月24日 取材

19時~ サイン会
『お茶の水 DISC UNION HR/HM館』

9月25日 東京公演
『渋谷 CLUB QUATTRO』

毎度ながらTwitterより勝手に引用どうもすみません

という訳でやってきました

9月26日

SKID ROWの”Youth Gone Wild”
Tシャツで身を包み

13時 大阪到着

何となく入った沖縄料理屋で
ゴーヤチャンプル定食を食す

その後、Googleマップを使用しての
梅田 CLUB QUATTRO捜索

何度もグルグル回され迷いながらも
ようやく辿り着く

こんな所にあったのか!
今まで何度も前を通ったことあったのに全く知らなかったよ

場所も分かったし、さてどうするか…

すると、スタッフらしき人に
「もうすぐメンバー到着しますけどこの線から前に出ないようにお願いします」と声を掛けられた

なんというグッドタイミング!
日頃の行いか?日頃の行いなのか?

ドラムスのジョーイと握手出来ました

超ラッキーだった

テケトーに時間を潰し
17時30分に再度到着

スタッフに促されてエレベーターに乗り、10階へ上がって階段に並ぶ

18時頃入場し、物販列へ

物販

Tシャツ1種類、ワッペン2種類
そして別テーブルにCD

それでなくとも長蛇の列、グッズは大した種類も無い癖に手際が悪く中々進まなくてイラっとした

これだから先行が無いのは辛い

しかも今回はTシャツ買ったら抽選でミーグリが当たるという斬新な企画も実施

当たるかどうかも分からんのに色紙持ってく気にはならないので、もしもの時のためにこれを持っていくことに

80’sだから丁度良いじゃないか!
我ながらグッドアイデアだと思ったのだが、抽選はハズレ

相変わらずくじ運は欠片もない

買ったグッズは此方

ロッカーに荷物を放り込み
ホールへ移動

物販でチンチラやっていたお陰で
既に3列程まで埋まっていたが、
カウンターにスペースを発見

後方でまったり見ることにした

時間が過ぎ
徐々に埋まっていく会場内

自分がメタルに目覚めたきっかけは高1の夏、泊まりに行った連れの家で聴いたSKID ROWだった

世の中にはこんなカッコ良い音楽があるのかとその時の衝撃といったら凄まじかった

あれから27年の時が過ぎたけど、今尚HM/HRが好きで多分それは死ぬまで変わることはないだろう

墓場まで持っていける趣味と出会うきっかけをくれた連れには感謝しかない

昔は行きたくても行けなかったライヴに今は行けるという幸せ

貧乏から抜け出せない原因の大半はそれなんだがね

それはまあ別の話

さて、Crazy Lixxをジャンルで表すと
スリーズ・ロック/スリージー・ハードロック/グラムメタル/ヘアメタルといった感じになる

今でこそこんなジャンル分けになっているが、昔はこの手の音楽のことをLAメタルとしか言ってなかった。まあ日本でしか通じない言葉なんだけどね

Voのダニーは82年生まれなのでリアルタイムの頃だと結構な子供だった筈、きっと初めて聴いた時の衝撃は自分と同じように凄まじかったと思われる

だからこそ80年代のLAメタルサウンドを現代に甦らせようなんて発想になるのだろう

開演前に会場内で流れていたBGMも当然ながら彼等に多大なる影響を与えたバンドばかり
Bon Jovi、Van Halen、Journey、MR.BIG…からLOUDNESSまで

懐かしい選曲に隣のお姉さんと一緒に口ずさむ

客入りは700人キャパに多く見積もって8割位かな?

年齢層は若干高め
自分と同じかそれ以上が大半を占めている感じで若い子はほんの一握り

男女比は7:3以上6:4未満くらいな感じ

ラストの曲は
W.A.S.P.の”l Wanna Be Somebody”
手拍子するオーディエンス

終了と共に場内が暗転
鳴り響くIntro SE
次々と現れるメンバー達

19時6分 開演

新譜の1曲目、
ライヴの幕開けを飾るのに
相応しい名曲
“Wicked”

これはヤバすぎる

衝撃的にカッコいい

鳥肌が止まらん

そしてその鳥肌は最初から最後まで止まることはなかった

オープニング曲を終えたところで

現ラインナップを勝手にご紹介

ダニー・レクソン <Vo> (2002~)

このバンドのオリジネーター
作曲は勿論、プロデュースもこなす

この人の声ホンマ好き。超好み
ライヴで聴いてもCDのまんまやったしね
生で聴いて更に大好きになった

ジョーイ・シレラ <dr> (2002~)

出戻りのドラムス

イェンス・ショーホルム <b> (2012~)

Wイェンスこと
イケメンコンビの片割れ

遠目に見ると若かりし頃のバズっぽい雰囲気もあってホンマイケメン

イェンス・ルンドグレン <g> (2016~)

中盤以降までずっとグラサンだった、片割れの金髪

クリース・オルソン <g> (2016~)

髭の人

以上。
それでは2曲目から Re:START

“Blame It on Love”

このバンドでお薦めのアルバムは?
と聞かれれば自分は4thを推します
その中でも特に大好きな曲
“Hell Raising Women”

“Rock and a Hard Place”

“Lock Up Your Daughter”

“Break Out”

“Children of the Cross”

“Wild Child”

「アォアォアォーッ」が聴けて大興奮

一度、順番を間違えて曲紹介してしまった

“Whiskey Tango Foxtrot”

“Girls of the 80’s”後
他メンバーが袖に引っ込み

俺のギタープレイを見てくれと
ダニーが弾き語る
“Love Don’t Live Here Anymore”

新譜に入っているこの曲
モロに某バンドのようじゃないですか?

普通は影響受けた様々なエッセンスを自分達なりに消化してバンドの楽曲に溶け込ませるものなんだと思うが

このバンド、結構そのまんまだったりする

だが、その節操ない感じ
それがいいのだ

80年代にやっていたら叩かれたりするだろうが、今の時代の若い者が信念を持ってそれをやっているのがよい

しかもやたらとセンスが良いもんで全てのアルバム通してハズレが無いという結果までもたらしている

しかも何となくあの頃に戻れるという相乗効果までもあるという

“Make Ends Meet”

引っ込んでいた他のメンバーが途中から登場
遂にグラサンを外した金髪イェンス

最も聴きたかった
新譜で1番好きな曲
“It’s You”

生で聴けたのが嬉し過ぎて
嬉し過ぎて涙腺緩みまくった

最高の時間が終わり
ロッキー4のテーマが流れ始めると
メンバーは袖へと消えて行った

拍手をしながら見守るオーディエンス

金髪イェンスとオルソンさんが上半身裸で登場

つなぎ服姿のダニーがロケットのようなマイクスタンドを持って現れた

“Silent Thunder / Heatseeker”

あの名PVの再現である

新譜の中でも超大好きな激アツ曲
こんなもん盛り上がらない訳がないだろう

“XIII”
楽曲を提供した
『FRIDAY THE 13th The Game』

に因んで

ジェイソンのマスクを被る
ダニー・レクソン

“21 Til I Die”

“Ain’t No Rest in Rock ‘n’ Roll”
サビのみをコール&レスポンス

“Never Die (Forever Wild)”
にてライヴは終了

KISSの”Crazy Nights”を”Crazy Lixx”に変えたというOutroが流れ
サービスタイムへと突入

見よこのドラムスティックの数

ピックもバンバン投げて
終いにゃばら蒔いてたし

オルソンさんなんかジャンピングスローで遠くまで投げまくってたからね
あんなに飛んで投げる人初めて見たw

永遠の暴れん坊なのに
こんなサービス精神旺盛な人達なかなか居ないですよ
有難うCrazy Lixx

20時43分 終演

ライヴ映えし過ぎる全ての楽曲

動きまくるステージング
クオリティーの高い演奏
分厚いコーラスワーク
溢れる80年代愛とワイルドさ

何より演奏している姿が終始楽しそうだったのが嬉しかった

その全てが最高

正に極上のエンターテイメントでした

来日を長年待ち望んでいたファンの期待を裏切らない
そればかりか期待を超えるパフォーマンスだったと思う

会場内の熱気と盛り上がりが全てを物語っていた

楽曲はCDで聴くよりも
べき乗にカッコよかったし
ライヴを見てこのバンドのことが更に大好きになった

ああ満足感が半端ない
この、あと引く感じ
これは暫く抜け出せんやろな

マジで来てよかった
ホンマにヤヴァイものが見れました
またの来日をお待ちしております

① Wicked
② Blame It on Love
③ Hell Raising Women
④ Rock and a Hard Place
⑤ Lock Up Your Daughter
⑥ Break Out
⑦ Children of the Cross
⑧ Wild Child
⑨ Whiskey Tango Foxtrot
⑩ Girls of the 80’s
⑪ Love Don’t Live Here Anymore
⑫ Make Ends Meet
⑬ Walk the Wire
⑭ It’s You
SE Training Montage
⑮ Silent Thunder / Heatseeker
⑯ XIII
⑰ 21 Til I Die
⑱ Ain’t No Rest in Rock ‘n’ Roll
⑲ Never Die (Forever Wild)

1st.(1曲) 2nd.(5曲) 3rd.(2曲)
4th.(3曲) 5th.(3曲) 6th.(6曲)

セトリをgetしたお姉さんに
写真撮らせてもらいました
“Love Don’t Live Here Anymore”
が入ってないのは何故なんだろう?

終演時間が早かったから助かる
新大阪駅でラーメン食べて帰りました

PS:9月27日

メンバーは大阪でのオフ日を楽しんだそうです

旨いもの食べて帰って欲しいよね


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