2019/6/30 PERSONZ [THE 35th ANNIVERSARY] WONDERFUL MEMORIES TOUR ライヴレポ

初めてパーソンズを聴いたのは
ママハハ・ブギの主題歌で

遊川和彦ブギ3部作は勿論全部見たけど、一番好きだったのは予備校ブギ

オリジナルアルバムは7thまでしか聴いてないけど、
いつだったかBOOWYをカバーしているアルバムはレンタルしたよ
なかなか面白い趣向だった

BOOWYとPERSONZは昔から仲良しで、7thでも布袋氏が超名曲”FUTURE STAR”でギター弾いてたりしてたな

時々無性に聴きたくなって
年間何回かは聴く
青春を彩ったバンドの中の一つである

何故突然、パーソンズ?

先日、『35年の軌跡を収めたDVDを発売する』という記事を読み、その時に初めてまだ生きていることを知った

脱退していた本田氏が復帰していて、オリジナルアルバムも20枚に到達

しかも12か月連続でシングルを出したり、REROADとして昔のアルバムを再録してアナログ盤で出したり、自分達でカスタマイズしたオリジナルグッズをライヴで販売したり
アイデア満載の珍しい企画を行いながら精力的に活動を続けて35年

申し訳ないけど全く知らんかった

これだけ毎日スマホ見てるのに
全く情報入ってこなかったことに驚く

そんなこんなでライヴが見たい
となってチケットを取り

どうせなら自分の知らない時代のアルバムも聴いてからライヴに参戦したいけど、売ってなくない?ってことで

コレを買った


ALL TIME BEST

変わらない素晴らしさを体現するバンドがまたココに
自分の知らない時代に書かれた楽曲の相変わらずなクオリティの高さにやっぱパーソンズは凄えってなった

6月30日

11時 名駅到着

またしてもラーメン海鳴

この間治ったばかりなのに
また風邪をひいた
今年はやたらと体調不良になる

厄年も終わったし
九星気学的にも問題ないはずなのに

薬飲まないかんけど
つい癖で生中を頼んでしまった

頸部のリンパ節が腫れている

12時 新栄町到着

茶店で時間潰し

SPADE BOXへ移動

グッズ先行販売

エンジのTシャツを購入

15時30分 開場

年齢層が高すぎて
開演を待つ間の観客席が慰安旅行のバスの中みたいで面白かった

演奏中の録音撮影禁止の放送が流れる

16時 開演

[THE 35th ANNIVERSARY] WONDERFUL MEMORIES TOUR

全国25箇所で行われてきたツアーの最終地が名古屋SPADE BOX

2DAYS
両日ともSOLD OUT

そして本日が千秋楽

場内暗転
メンバー、壇上に登場

92年に脱退し2002年に復帰した
中納言ことgの本田毅が上手

JILLの旦那であり少納言こと渡邉貢が下手

稀代のソングライター2人に挟まれて中央にVoのJILL

中央後方に大納言ことDr.の藤田勉

ライヴ中のポジションチェンジは無し

序盤は昔の曲も挟みながら知らない曲も結構な割合で演っていた

しかもどの曲もやはり良い

正に今を生きているバンドだなと思った

MCでは
「名古屋は暑い」
「何もしなくても汗が吹き出てくるって凄い」
「何もしなくても汗をかくならライヴしよ!」

「清少納言は名前が清なのか?50年生きても知らないこと多い」と少納言

アンコール時
「夏休みのお供に物販でDVDを買ってください」と大納言
「何を喋ろうか考えるのも今日で終わりでよかった」と中納言
そんな中納言の話を聞いて
「先日のソロのライヴでは流暢に喋ってたのに」と JILL

“曲名分からん曲”では
JILLが大好きなロックのリズムにノッてドラムのタム(本日のみ特別に2つ)とシンバルを叩く姿がカッコ良かった。ホント何でも器用にこなす人だ

“River”は庄内川

えっ超有名なあの曲も
この曲も
“メドレー”なの?と思わせてからの

コール&レスポンスを経ての
“BE HAPPY”は本当に最高だった
ただライヴはここがピークだった

「アルバムPRECIOUS?から」
“TRAVELIN'(BELIEVE IN MY LOVE)”

「アルバムMOVEから本田先生が作った曲」
“NEVER SAY NEVER, BE YOURSELF!”
これは超嬉しかった

他には
“REMEMBER(Eyes Of Children)”
“DREAMERS”とか…

ただ、JILLが唄い方を崩し過ぎて
昔の曲聴いても、懐かしいあの日に全くシンクロしないんだよ

ああいう唄い方が癖なんだろうし
唄ってる分には気持ちいいだろうけど
カラオケじゃないんだから
そんな自己満足でいいの?

めちゃ良い声してるし、昔より声出てる感じだからこそオリジナルに忠実に唄うべきでは?

今が一番良い状態と吹聴して
わざわざ唄い方変えて

それで原曲超えてれば文句もないけど、全く超えれてないんだから文句にもなる

思い入れが強い曲であればあるほどそのギャップが気になってしょうがなかった

これだけ客層も高くて若い人を取り込む訳でもないのに

懐メロ的な部分を擽らなくてどうするんだと思う

35年活動を続けてきたバンドが懐かしい曲を演奏して客が昔の情景を思い出さないとか本当ダメでしょ

改めて思ったのは
口からCD音源な稲葉さんの凄さ

大体、今時撮影禁止もどうかと思う
特にこの手のバンドは
SNSでバンバン宣伝させたほうがいいのでは?

そんなこと考えながらライヴ見てて心底楽しめる訳がないよね

演奏が素晴らしかっただけに
ひたすら残念だった

アンコールで何演ったか忘れたけど
“TOKIO’S GLORIOUS”には驚いた
名古屋をかましてた

“DEAR FRIENDS”はまあ良かったが

ライヴの最後を飾った
超名曲“Future Star”
には本当にがっかりした

壇上にメンバー4人が並んで手を繋ぎ「WE ARE PERSONZ」で上げ下げ

手を振り、去っていくメンバー達

JILLの「愛してます」の言葉で
ライヴは終了

18時過ぎに終わるライヴなんて初めてじゃないか?

早く帰れるって素晴らしい

機会があればまたライヴ見たいけど
この感想が覆ることはないだろう

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