西野亮廣侮るなかれ! 映画『えんとつ町のプペル』の感想

映画化を見据えながら2011年に全10章の物語を創作した西野亮廣氏

「誰も知らない作品を観るために誰が映画館まで足を運んでくれるのか?」
そう考えた時、3〜5章の部分のみを先に絵本にして出版し、知名度を上げてから映画化へ取り掛かるという構想を打ち出した

クラウドファンディングを募り、
総勢33名のクリエイターが分業体制で4年半の歳月を掛けて完成させ

更には全てのページをネットで公開してしまうという出版業界ではおよそ考えられない発想で世間にアピールした結果

5000部でヒットといわれる絵本業界で420000部という爆発的な売上を記録する

※絵本の内容を知らなくて、これから映画を観に行く人は、読まずに行った方が絶対的に楽しめますので映画を観終わってから読むことをオススメします

・日本各地での絵本展やVR

・フランス版出版記念としてエッフェル塔で日本人初の展覧会を開催。土日の2日間で6000人超の来場者を集める

・The Black Eyed Peasのアップル・デ・アップと協力し、フィリピンの子供達へのクリスマスプレゼントとして3000冊をプレゼント

・2020年1月〜2月、『えんとつ町のプペル THE STAGE』として初の舞台化

・故郷である兵庫県川西市に、クラウドファンディングで資金を募り、えんとつ町のプペル美術館を建設予定

足掛け10年に渡ったキングコング西野氏の夢の結晶は、自身が大好きなディズニーへ正面から戦いを挑んでいく

スタッフ

製作総指揮・原作・脚本
西野亮廣

監督
廣田裕介

OP主題歌
HYDE『HALLOWEEN PARTY -プペル Ver.-』(Virgin Music)

ED主題歌
ロザリーナ『えんとつ町のプペル』(ソニー・ミュージックレーベルズ)

演出
大森祐紀

アニメーション監督
佐野雄太

キャラクターデザイン
福島敦子

キャラクター監督
今中千亜季

美術設定
佐藤央一

美術ボード
西田稔

美術監督
秋本賢一郎

色彩設計
野尻裕子、江上柚布子

CGI監督
中島隆紀

編集
廣瀬清志

音響監督
笠松広司

アニメプロデューサー
長谷川舜

音楽
小島裕規、坂東祐大

アニメーション制作
STUDIO 4℃

製作
吉本興業

声の出演

プペル:窪田正孝
ルビッチ:芦田愛菜
ブルーノ:立川志の輔
ローラ:小池栄子
スコップ:藤森慎吾
レター15世:野間口徹
アントニオ:伊藤沙莉
トシアキ:宮根誠司
デニス:大平祥生(JO1)
スーさん:飯尾和樹(ずん)
アイパッチ:山内圭哉
ダン:國村隼

さて、いきなり何故プペルなのかというと

てな訳で

2020年 12月30日

嫁さんと一緒にキリオへ

グッズの棚はポケモンと鬼滅の刃でほぼ締められており、パンフとCDのみが売られていた

時間もあるので腹ごしらえ

恒例、今日のHMV(メタルコーナー)

ウロウロして時間を潰し

14時05分過ぎ、入場

感想

序盤、中盤、終盤と流れ的に文句無く、きちんと考えられた作りで客を飽きさせないように上手く纒められた見事なエンターテインメントでした

キャラデザ、アニメーション技術、世界観、音楽どれも凄い

終始美し過ぎた映像と芦田愛菜が特に凄い

芦田愛菜は声優でも生きていけるよね。頭も良いし、何でも出来る。きっと今、人生5周目くらいなんだろうな

いやあ本当に良く出来ていた

そんなに期待してなかったもんだから反動が凄かった

脚本、西野一人で書いたのなら大したもんだと思ったよ

自分で書いたものがこんなクオリティで映画化されたらそれだけで最高の人生といえるだろうな

生まれてくる時代が違えば自腹切って大○界とかになる

アニメの技術が凄まじいレベルに到達し、コロナ禍で混沌としている今の時代に求められるに相応しい内容でタイミング的にも色々とベストだから大ヒット出来ればいいよね。西野はそんなに好きではないけど

しかし西野が如何にいけ好かない奴だったとしても、非凡な才能を持っているのは確かだしプロデュース能力において非常に長けていることは紛れも無い事実

そこに西野はどうも好きになれないとか、鼻につくとか関係ないのである

アンチだの信者だの別に興味もないしどうでもいいけど、良いものは良いし凄いものは凄いのである

別にもう一回観たいとは思わないしDVDとかも要らんけど、少なくとも自分は観れてよかったと思う

タダ券貰わなければ絶対に観ていなかった映画なのでチケットくれた歯科の人には感謝しかありません


映画の記事一覧はコチラ
映画
「映画」の記事一覧です。
タイトルとURLをコピーしました