2009/3/31 dragonforce ライヴレポ

3月31日

今日はドラフォのライヴ

ただ今、恒例のハ―ドロックカフェで食事中

初めて見たHAPPY BIRTHDAYイベント
なかなか凄いですなぁ
見知らぬユウト君
おめでとう(^o^)/

やっぱ好きやわハ―ドロックカフェ

最近はダイエットしてるのもあり
野菜は常に生ばかりなので
久々のサウザンアイランドが超旨い

17時過ぎにZEPP名古屋に到着

グッズの先行発売に並ぶ

どうみてもウケ狙いな赤いデザインのTシャツをスルーして
欲しかったウルトラビTシャツともう一枚、更にタオルをget

カーカスのLIVEの時に後方から見てやたらと感動したので、どんな感じか?試しに今回は2階席で挑んでみた

場所は2階の最前列
隣は謎のオバサマ
後も謎のオバサマ
隣は謎の兄チャン
小学生の女の子も発見

ファン層の広さに感動しながら、開演を待つ

会場が暗くなり【ALL THAT REMAINS】登場

しかし、ニ階だけあってステージまでがやたらと遠い

隣の兄チャンは胸元からおもむろに双眼鏡を取り出し覗き始めた

一曲目が終了

周りは興奮した様子もなく
やたらと静か

叫ぶ雰囲気でもなければ
暴れる雰囲気でもない

なんじゃこりゃあ

場違いというか
そのあまりにも有り得ない状況に耐えきれなくなって

階段を駆け降りて一階へ

扉を開けると、超ビックリ
スカスカやん

てっきり人の渦だろうと予想してたのでかなり驚いた

40分程でLIVEは終了

一曲しか分からなかったが、想像以上にカッコよかった

このバンド、どうやらまだ未聴なアルバムの中に良い曲がありそうだ。

セットチェンジ中、
めっちゃ好きな
“THE DAY THAT NEVER COMES / METALLICA”が流れ大興奮

そうこうしている間に時間は過ぎていき

いよいよ大本命の登場

場内が暗転
赤いウルトラビが浮かび上がると同時に歓喜の声が会場を包み込む

ステージは立体的な構成となっており、
上段の左手にキーボード
上段の右手にはドラムセット
それらを囲んで
下段へと続く階段がある

先ず右上からデイヴがゆっくりと登場

観衆に向かって手を振り
ドラムセットに腰を掛けると、他のメンバーも左右から続々と登場
所定の位置にてスタンバイ

オープニングを飾るのは

“Heroes of Our Time”

並み居る強豪を押し退け
個人的、2008年 best tuneに見事輝いた
名曲中の名曲
超大好きなこの曲から始まりテンションはいきなりのMAX

ハーマンがコーラスやってるし
ソロの時、ZPはステージの端で毒霧ならぬ水霧をガンガン吐いていた

続いて

“Operation Ground and Pound”

普段なら飛空艇でめちゃめちゃ攻撃されながら演奏を余儀なくされているが、今日は平和な名古屋で本当によかった

下から風に煽られるハーマンの長髪

そして少しのMCを挟み
ZPが叫ぶ

“Reasons to Live”

コレは絶対演ると予想してました
彼等はとにかくチャレンジャー
アルバム作成時に新要素を取り入れたような曲は絶対入れてくると思ってたんですよね
彼等の精神と心意気に漢を感じ、またしても超感動

この曲には途中でスローになる部分があって頭上で手を叩き

そして彼等いわくテンポを落としたら逆にやることが増えてしまったという
ソロへと突入していくのです

曲終了後、
あまり間を置かずに

“Fury of The Storm”

いわずと知れた彼等の代表曲

ステージのど真ん中でハーマンが素敵な速弾きソロを披露
っていってもこのバンドは黙々と弾いている姿なんて滅多にみせません

メンバー各々がとにかく動いて横無尽にステージ上を駆け回ります
それも無茶苦茶楽しそうに

次は

“The Warrior Inside”

名曲犇めく『ULTRA BEATDOWN』の中でも歌メロの素晴らしさはトップクラス
ソロも超最高。非の打ち所がない程に素敵な楽曲

サムが階段を駆け上がっていき上段でKeyを演奏するヴァディムの隣へ

2人は向き合って左右対象に足を振り上げながら演奏します
ヴァディムとサムは常にコメディアン魂全開で息もピッタリ

全体を通してみても
絡みがやたらと多く
とても仲良さそうでした

ついでにZPとフレッドも
かなり仲が良かった

ZPは歌い疲れると
フレッドを引っ張って来て
変わりに歌わせては
観客を煽って水をかけまくる

曲が終わると

メンバーが掃けていき場内が暗転

なにやら軽快な電子音が聞こえ、なんだろう?と思っていると

スポットライトが…

ショルダーKeyで颯爽と登場
ヴァディムです

そして、フレッドもベースをギターに持ち替えて登場

ステージ上を左右対象に動きながらキーボード&ギターソロを披露します

暗い会場にスポットライト
ゲームミュージックを彷彿とさせる曲にギターが絡みあって会場へと響き渡らせます

最後はステージ中央に
マリオのぬいぐるみが登場して終了
意表を付かれ、かなりウケました

しばらくすると
メンバー達がバラバラに戻ってきて

「酒でも呑むかぁ~?」
と前列にビールを回し始めます

必死で手を振り跳びはねながら
「くれぇくれぇ」とアピールしていたのですが無情にも願いは届かず

最後列の僕は何も恩恵を
受けることができません

でもね、でもね、唯一の特権でステージ全体を限りなく見渡すことはできるのですよ

ZPが叫びます

“Revolution Deathsqua”

この曲はフレッドがZPと共にVoをとります

相変わらずノリノリの観客達

勝手にステージに上がりZPの首を掴んで、投げ飛ばされて飛んでいった人

勝手に上がってフレッドのソロをガン見し、ダイブして行った人

普通にダイブしている人も3人位は見ました

何より羨ましかったのは
緑色の服を着たお姉ちゃんがZPに見初められてステージに上がり、中央で「大好き」って言いながら暫く抱き合っていたこと

そしてお姉ちゃんは背中からダイブを敢行

次にステージに上がった男性はZPに脱げ脱げ言われてベルトを外しズボンを下げると、今度は飛べ飛べと急かされて観客席へダイブ

“Soldiers of The Wasteland”

DRAGONFORCEの数ある楽曲の中で最も長いこの曲はソロの入口部分でサムとヴァディムがステージ上で追いかけっこを始め、オーディエンスはメロディに合わせてハイジャンプを繰り返す

今まで散々跳び跳ね捲ったあげくの果ての更なる連続ハイジャンプ

肉体と精神
そう…これは…まさしく
自分自身との壮絶なる戦い

我々が己の限界と向き合っている丁度その頃

ステージ上では
最前列にいた小学生くらいの男の子をZPがステージに上げて右から左へ優しく誘導しながら階段を上がっていき上段の中央でマイクを翳します

声援を送るオーディエンス達
実に微笑ましい光景でした

あの子にとっても忘れられない素晴らしい体験になったと思います
将来はきっと日本を代表するような立派なメタラーへと成長してくれることでしょう

そしていよいよ
ラストを飾るに相応しいこの曲

“The Last Journey Home”

メンバーの煽りにオーディエンスも応えます「ウォ-・オ-オ-・…ウォ-・オ・オ-・オ-・オ-オ-」

バラード以外、スロウな曲は絶対に演らないと言っていた彼等がそろそろ演らざるを得なくなってきたかなと思って試しに作ったというDRAGONFORCE初のミドルな曲

しかし彼等がそんな単純なミドルな曲を
作るはずもなくてどんどん盛り上がっていき怒涛のソロパートへと突入していきます

特筆すべきは…やはり
尋常ならざるパフォーマンスを披露し続けるヴァディムです

上段にあるKey台で普通に弾いているかと思いきや足を交互に振り上げながら左腕を振り回し右腕で弾く

ソロに入ると後ろに掛けてあるショルダーKeyをおもむろに手に取り下段まで下りて来てはオーディエンスにちょっかいを出したり、コミカルな動きをして常に動き回っている

Keyってこんなに運動量の多い楽器だったのか(笑)
とにかく凄すぎる

個人的ベストキーボーディスト確定です

怒涛のソロも終了し再びスローな曲調になっていき
「…ラスト・ジャーニー・ホーム…」

全身鳥肌超感動
彼等は本当に素晴らしい曲を作ってくれました

曲が終わって次々とステージを立ち去っていくメンバー達

場内が再び暗くなり

会場の右前方からタン・タン・タ・タ・タンと
何かを叩く音

その音に合わせて皆が手拍子を始めます
パン・パン・パ・パ・パン…
パン・パン・パ・パ・パン…

声の限りに叫びます
「ドラゴンフォースドラゴンフォース」

拍手の音が鳴り響くなか
彼等は再びステージへと舞い戻ってきてくれました

アンコールの一発目

“Strike of The Ninja”

昔、サムが生活の為にやろうとした
全てのパートをサム一人でこなすパンクバンド(全員が忍者の格好をしていて忍者について歌うというコメディアンのサムらしい完全な際物)の為に用意した楽曲のセルフカバー

まさかのサプライズ
しかもこれがまたパンクベースなだけあって無茶苦茶LIVE映えするんですよ
激しく燃え上がある会場内

曲が終わると
ZPは2階席に向かって

「盛り上がってるかぁ~?」
と煽り立てます

「1階の人達…静かに」

「2階~」
オオーと小さく答える2階席
ノン・ノン・ノン

「2階~」
…何度も駄目出しされます

そりゃそうだろう
あの二階では…

その後、一階と二階で声を出し合い

僕のすぐ前にいた男が手摺りに肘をついているのを注意された後
(ZPは会場全体を実によく見ていて幾度となく鋭いツッコミを入れてました)

我々の記念すべき1stシングルである的なMCが出ます

“Valley of The Damned”

今まで半端ない回数をこなしてきたことでしょう。凄く上手い

サム、ハーマンの海老反りジャンプも炸裂して超カッコイイ
1stから唯一でしたが大好きな曲なので超満足でした

“Through the Fire And Flames”

ZPは上半身裸
照明は三方向から彼等を照らします

まるでPVでも見ているような感覚
見事としか言いようが無い照明効果

ZPの完璧な歌い出し
この曲はファンの間でもかなり人気のあるナンバーですから会場内は大盛り上がりをみせました

ラストはハーマン、サム、ヴァディム、フレッドが中央に集まってメンバーそれぞれが別の人の楽器を押さえます

そしてZPが一人ずつメンバー紹介をしていき、中央で全員が手を繋ぎます

その繋いだ手を上げて…下ろして
大団円

メンバー達が各々手を降って去っていく中
最後まで残ったZPは2階を目掛けてペットボトルを投げますが

ペットボトルは2階へは届くことなく放物線を描き、1階後方へと落下

ペットボトルの水を減らして再び2階へのスルーを試みるZP

「こっちに投げてくれぇ」
目茶苦茶アピールしました

何度も目が合うZPと僕 vs

でも、こっちには投げてくれません
…何故だ?

会場1階の右後方の壁にぶち当たるペットボトル

三度目の正直で再度投げるZP
アピールしながら走る僕

空を舞ったペットボトルは見事に
2階へと到着
キャッチしに群がる2階客達

うなだれる僕の目に飛び込んできたのは
「そうだったのか」

そう、僕の後方には
大量の機材とそれを操る男達がいたのです

前方に集中しすぎてて完全に忘れてました
そりゃあ投げれる訳ないですよね

それでなくとも
ペットボトル達が舞い続けた右後方の床はLIVE後、水でビシャビシャになっていましたから

それにしても、彼らはまさしく極上のエンターテナーでありました

他の誰でもないパフォーマンスを披露しながら、演奏も申し分なく
ZPのVoも想像していた以上に声が出ていましたし、音もよかった

また、ステージを立体的にしたのが超大当りです。客席側から見ていてバランスが凄くよかった

空間にスペースが開くと誰かがそのスペースを埋めにいく、それが本当に違和感なくスムーズで、もはや全てが完全に計算されている気すらします

あれだけ個性豊かなメンバー達がバラバラに動き回っている訳ですから平面では勿体ないのです

数年前、彼等は映像を出すのはまだまだ早いと語っていたが、もう充分な頃合いだと思う

色々と文句を言われ続けても己の信じる道を貫き通しオリジナリティを追求し続けたこのバンドは遂に彼等以外の誰にも成し得ない究極のライヴパフォーマンスを手に入れたのです

何せ…そこら辺に転がっているような昔のLIVE映像等とは、比べものにならない程全てにおいてパワーアップしていて本当に最高な時間を過ごすことが出来ましたから

有難うドラゴンフォース

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