Twilight Force / Dawn of the Dragonstar の感想 地獄

トワイライトフォースの歴史については此方で

盆休みに嵌められたおかげで
発売から4日が過ぎて到着したCD

金曜販売開始商品のラベルが
悲しく光っていた

でも届いた時は心の底から嬉しかった。CD届いてこんなに嬉しかったの本当に久しぶりだったなぁ

直筆サインカードは壁に飾りました
有難うございます

2nd

悲惨な時代が訪れて
不可思議な光とドラゴンの憤怒をもたらす時が来たら
彼等は立ち上がることになるだろう

それは太古の昔から既に予言されていた
各王国から一人ずつ現れる英雄達

勇敢なる6人
我等がトワイライトフォース

トワイライトキングダムの運命は彼等に委ねられた

その中の1人、生まれながらにしてエメラルドの王位であったクリレオンは、フォースロードの暗黒魔法の犠牲となり精神を乗っ取られて邪悪と強欲に支配されてしまう

3rd

5人になったトワイライトフォース

立て続けに起こった不穏な出来事は彼等の心に傷痕を残し、彼等が成就させることを定められた予言は風前の灯火となった

とりあえず6人じゃないと予言通りにならんから仲間を探そう

そこら中を探索
めぼしい奴に色々試してみたが、それらしいのは見つからない

長い月日を旅し
遊牧民の集落を発見

そこで腰の曲がった歯の無いババアに私に着いてこいと言われる

思った以上に高速で歩くババア
気が遠くなるほど長い距離をひたすら歩かされ

荒野に辿り着くと、突然知らない言葉を発し出したババア

激しい砂嵐が巻き起こり
砂が巨大な石碑を形作る

王のクリスタルを手渡すと
それを掲げて呪文を唱えるババア

するとどうでしょう
石碑から人間が出て来たのです

何か見たことあると思ったら
遊牧民の首領でした

「私は生まれた時から、その使命を心の中では知ってたけど、完全体にならんとどうにも出来んかったのよね。これから宜しく」

こうして目的は達成された
再び6人になった
トワイライトフォース

彼等の未来には多くの困難が待ち受けていることだろう
だが行く手には光があるのだ

それが勇敢で忍耐強い騎士アリオン

新しく仲間になったんだから、とりあえずライナーにステータスを載せてほしかったよね

彼等の功績は2ndでスピードメタルにディズニー臭を持ち込んだこと、それはある種の発明といえる

そんな2ndは音質が悪いことが唯一の欠点だったのだが…
籠った感じで音圧が無い
(意図的にそういう風に調整しているんだろうけど、音はもうちょっとクリアにしてもらいたかった)

そんな音質の悪さも聴いているうちに慣れてくる不思議。そして気付けばトワイライトキングダムの世界にどっぷりと浸かって抜け出せなくなっている

3rdではその音質が改善されています。もっと良く出来るだろうと思わないでもないけど、そんなものは大事の前のショージ。

次から次へと繰り出される強力過ぎる楽曲の前には、何を言う早見優であり

先日の健康診断で体重が1kg増えて、腹回り1cm増えてた事実ですらどうでもよくなってくる程に鳥肌とニヤニヤが止まらない

これら序盤の3曲で完全にトワイライトキングダムに引きずり込まれ
メタメタに殺られて昇天した

最早CD版VRMMOといっても差し支えない

物語が進めば、こんなとんでもない曲達も襲いかかってくるのだ

ソロ部をあんまり捻らずにストレートにして歌メロを強調している印象が強い今作

1曲目と9曲目が先行で公開された時は何かパッとしないなぁとか思ったけど、アルバムを通しで聴いたら評価は一変した

Voの交代劇はアリオンじゃなきゃ絶対ダメとは思わないものの、表現力豊かで音域も広くて上手いのは確かだよね

まあベテランだから問題ないとは思うけど、後の心配はライヴパフォーマンスですな

12分超のアジアンテイストをふんだんに取り入れたガルネリみたいな曲

ここで取り上げた以外の曲も引き出しをいっぱい持った最高な曲ばかり、捨て曲は一切無い

ヤバいよねホント
今、一番好きだわこのバンド

その圧倒的なクオリティに
悶絶必死感無量

間違いなく令和の傑作であり名盤

気分的には神盤とか書きたいけど、最近では別の意味に取られるらしい

誰が言い出したか知らんけど、バンドを表わすのに『盤』は使わんとって欲しかった


ドーン・オブ・ザ・ドラゴンスター【CD(日本語解説書封入/歌詞対訳付)】

PS

2020年1月24日 大阪で行われたライヴレポです


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