2018/2/24 鋼鉄フェスティバル Vol.3 ライヴレポ

『Joe Lynn Turner with Orchestra/Legacy of “RAINBOW”』ライブ&シンポジウム

大手鉄鋼メーカーの製作所があり
古くから“鉄のまち”と呼ばれる
愛知県東海市
〔鉄=メタル〕ということで
同市が使命感を帯びて企画したという

面白過ぎる企画第3弾

因みに

第1弾

第2弾

2006年伝説の東京公演

こんな素晴らしい企画が
東海市で行われていたなんてことを
初めて知りました

去年のラウパでは時間切れの為に
見ることが叶わなかった
グラハム・ボネットの無念を
ここで晴らそうと思います

2月24日

10時過ぎに嫁と家を出発

MR.BIGのパーカーを着て行ったのだが
道中でポケットが破れていることに
気付いてめちゃショックだった

一宮駅のダイソーで針と糸を買って
電車の中で裁縫するという
人生初の経験をした

人生初といえば東海市に行くのも初
街並みを期待していたが
着いてビックリ!

駅は綺麗だったけど
治安の悪さを示す張り紙と

周辺の何もなさにはひたすら愕然とした

そんな中、

シンポジウムは13:00~開演予定

少し早めに入場し、座席に着いた

入場してくる観客達は何気無しに
ステージをカメラで撮影していたが

直ぐ様、女性スタッフが近づいて
場内は写真撮影禁止だとのたまった

座席で水分補給している人間を見れば
駆け付けて場内は飲食禁止だと言う

座席に上着を掛けている人がいれば
注意する

嫁が「細かい!」と呟く

今回の話にそれほど関係はないけど

シンポジウムといえば【炎】
田舎に全巻あるやつがこの間
中途半端に送られてきた

全部揃ってればそれなりに
価値あるだろうと思っていたが
想像してた以上に状態が悪い

残念だけど、全部送られてきたら
並べて写真撮ってから処分するしかない

本日の舞台【東海市芸術劇場】は

芸術劇場だけあって流石にお洒落だ

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シンポジウムは6分押しで始まった

出演:広瀬和生(BURRN! 編集長)
ジョー・リン・ターナー
館長:安江正也

その内容は
『大真面目にジョーリンターナーを
掘り下げる』そんな感じ

ジョーの音楽に対する考え方や
歴史について

ファンダンゴの話

リッチーが好きな話

レインボーに入るいきさつ

後にディープパープルに入った時、
居心地悪かったんじゃない?な話

Can’t Let You Goのopにパイプオルガンが
使われているのは何故か?

編集長が君の名はを
引き合いに出していた
Street of Dreamsに纏わる
奥様との出会いの話

人の曲を歌うということについて

持ち上がったレインボー再結成話や
それが破談になった話

コージーやロニーの話

新しく参加するプロジェクトの話

そんなこんなで時間となり
ジョーリンターナーは
編集長と館長にハグをしてから
ステージを降りていく

残された編集長と館長の話

ジョーリンターナーは
言ってはいけないことを
ギリギリまで言ってしまう人

変なエゴのない人

「優れた音楽家は人間的にも優れている」
とジョーのことを誉める館長に向かって

「イングヴェイは優れてましたか?」
と編集長

会場内が笑いに包まれる
ここでもオチに使われるイングヴェイ

館長はイングヴェイと仕事して
6Kg痩せたらしい

「人間ってこんなにも痩せるんだ」
と思ったとか(笑)

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編集長のネットで書かないでほしい
と言ってた話は書けないし、
まあ長くなるので省略

シンポジウム終了

まぁ、嫁にはツマラン
内容だろうなとは思ってはいたが

数分後には隣で寝息を立てていた

彼女が凄かったのは
ガッツリと寝てるくせに
観客が拍手をすると
必ず一緒に拍手をし、
拍手が止むと自分も手を叩くのを止め
再び寝息を立てていたこと、
ある意味天才としか言いようがない

会場を出てエレベーターを
降りようとしていると
しげさんが手を振っているのを発見

手を振り返す
元気そうで何よりだ

腹が減ったけど目ぼしい店もないので
結局、サイゼリアへ

最近は糖質制限の日々だけど
今日は解禁、チートデイ

アルコールも解禁
めっちゃ食って
飲みまくってやったわ

17時30分頃再び、芸術劇場へ

開演を待つ

ライブ 18:00~開演

舞台の上手と下手より
名古屋フィルハーモニー交響楽団
のメンバーがぞろぞろと登場し
座席に着く

指揮者の竹本泰蔵さんも壇上に登場

演奏が始まった
とても楽しそうに指揮を執る竹本さん

レインボーの楽曲をフルオーケストラで聴けるという感動

これでもしギターが
リッチーブラックモアだったなら
会場内失神者続出で
演奏中止になってたかもしれんね

企画当初はそういう話で
進んでいってリッチーも
結構乗り気だったらしいから
ホント残念な話ですな

いよいよ舞台下手よりジョーが登場

初めて生で聴いたけど凄え上手い!
まあ当たり前なんだけど
その歌の上手さに惚れ惚れした

オリジナルのアーティストに
リスペクトをしつつも
オリジナリティーを出していく
正に年輪の成せる業だ

一曲終わる度に指揮者と
ガッチリ握手をする

指揮者にも楽団員にも敬意を払う
それがジョーリンターナー

セットリストは大体こんな感じ

Eyes of the World
Catch the Rainbow
Gates of Babylon(Instrumental version)
Weiss Heim
Rainbow Eyes
1812
Spot Light Kid
Stone Cold
Can’t Let You Go
I Surrender
Maybe Next Time
Street of Dreams

グラハムから始まり
ロニーに敬意を払い
コージーの想いでに寄せる

スクリーンに
「1812 MEMORY OF COZY POWELL」
と浮かび上がって
チャイコフスキーの“1812”を演奏するという演出に感動した

ここで第1部が終了

20分の休憩に入る
男子トイレは長蛇の列だった

第2部は“Spot Light Kid”で幕開け

大好きな曲だから嬉しすぎる
HMシンジケートも思い出す(笑)

昔のこと過ぎて忘れたけど
自分がレインボーで一番最初に
買ったアルバムは
“アイサレンダー”か“闇からの一撃”の
どちらかだった

歴代Voは皆、素晴らしいし
楽曲も大好きだけど、
自分の中でのレインボーのVoは
やっぱりジョーリンターナーが大きい

ジョーが参加してから
レインボーはコマーシャルになったと
当時のファンの間でも言われていた
でもそれはリッチーの意向だった

楽曲が一番でその下に
アーティストがくる
という持論を持つジョーリンターナー

その楽曲の為に求められたことは
文句を言わずストイックにこなす
それがプロフェッショナルということ

これが変なエゴのない人と
シンポジウムで言われていた所以である

“Can’t Let You Go”で感動し
“I Surrender”のサビを皆で大合唱

最前列に居た女性達がジョーに

マイクを向けられて直ぐに
「オー」と返していたのが面白かった

毎晩夢に出てくる女性がいて
それを曲に書いたら
20年後にモスクワで
その女性に出逢ったという

それが今の奥様
そんなマジックな曲、そしてリッチーが自分が作った曲の中で一番気に入っている曲だという
“Street of Dreams”で
ライヴは幕を閉じる

本当に最高でした
ありがとうジョーリンターナー

顔はまだまだ若々しかったけど
腹は出ているのか
何か等身がおかしく感じたけど

66歳ならまあそんな感じか

これからもまだまだ現役で頑張ってほしい

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シンポジウムとライヴの2部構成
という充実過ぎる内容で
チケット4500円とか超お得だった

これが市と市の教育委員会の成せる業だ

それにしても
広瀬和生編集長が見れてよかった
また一つ夢を叶えることが出来た

会場を出てエレベーターを降りると
しげさんが居て
生でアイサレンダーが聴けた喜びを
二人で分かち合い涙を流す

名古屋駅まで一緒に電車に乗り
5月のクレイドルまでに
共に減量達成していることを
誓いあって別れた
久々に話が出来たから嬉しかった

驛麺通りでラーメンを食べる予定が
行列地獄の為に中止

結局は山ちゃんで打ち上げ

帰ったら0時
ピーヴィーワグナーですわ

鋼鉄フェスティバルVol.4 ANTHEM ライブ&トーク会

2021年 2月13日(土)


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