1stアルバム発売以降
全く来日することなく
16年の歳月が流れた
この日が来ることをどれだけ
待ちわびていたことか…
2016年3月19日
遂に念願の沼メタルが日本に上陸する!!
メロデス界のネ申!
フィンランドの巨星!
いやさ世界の至宝!
則ち宇宙の宝!
金欠だろうが何だろうが
絶対に行かねばならない
この目で!この耳で!この体で!!
五感をフルに使ってライヴハウスで
生音を浴びなければならない
夜勤明けがなんだ
寝てないのがなんだ
足が恐ろしく痛い
それがなんだ
大阪がなんだ
久々に暴れなければならない
沼メタルに嵌まって沈むなら
本望である。
大阪に到着後、心斎橋に向かう
到着した我々は腹が減った為、
串かつのだるまにて昼食
超うんまい!!と舌鼓
たらふく食った後
少し街をぶらつき
心斎橋BASSOへ
心斎橋BASSO内で外を眺めながら
開場時間を待っている時
何やら見たことのある人が
BASSOの前を横切っていった
んっ、たむけん?
まさかね・・・(笑)
続いて歩いてきた
黄色い幼稚園のカラー帽を被った
おっさんを見た時、
それは確信に変わった
『さだ』やん!!
松本家の休日やん!!
「あれ宮迫?」
と嫁が言っている
自分は生の松ちゃんに釘付け
思ってより身長低い!
物凄い肉体や!
何か落ち着きなく
ふらふら歩いているぞ(笑)
とりあえず写メでも・・・
と思って撮ったら
スタッフみたいな人に
「撮影禁止となっております!」
と怒られた
それにしても
ホンマにええもん見たなぁ
初めて生松ちゃんを見てめちゃめちゃ
興奮してしまったのであった
チケットに記された
開場予定時刻は17時
まだかまだかと開場を待っていると
スタッフが現れ
「近隣から苦情が出ておりますので別室で待機してもらいます」
と言われ順番待ちの観客は皆、
隣の倉庫みたいなところへ誘導された
「プレミアムチケットの方は右手に、
それ以外の方は左手に並んでください」とのこと
最近は車の中で来る日も来る日も
放送室しか聴いておらず、
携帯もあまりつつかない日々だった為、来日するという情報を知ったのがあまりにも遅過ぎた。
気づいた時にはミーグリ付きチケットは完売
当然、一般で番号もショボい
はぁーもっと早く情報を入手できていれば(泣)
でもまあ生きている間に生でkalmahのライヴが見られるというだけでも一つ夢が叶う訳で、高望みしてはバチが当たると自分に言い聞かせている
もう17時はとっくに超えているにも関わらず、全く誘導される様子はない
17時30分前後だったか、
ようやく誘導が始まったのだが
これが恐ろしく要領が悪い
「番号札1番から20番までの方はこちらまでどうぞ」
とかって階段まで誘導したあとに
「1番の方、2番の方、3番の方…」
ってやってんの
バカじゃねえか!!
そんな調子だから全然順番も進まず
時間だけがどんどん過ぎていく
18時も余裕で回った
皆、文句も言わず
大人しく待ってるところが
大阪人メタラー凄えって思ったね
こっちはさっさと物販に上がって
念願のツアーTシャツとパーカーを
ゲットしたいのにとイライラしていた
再度、スタッフが降りてきて
「お待たせしております…番号札…」
と言われた時に
流石に
「待たせすぎやろ!!」
と文句を言ってしまった
すみませんって謝ってたけど、
あまりにも酷すぎた
こんなもん前代未聞やわ
階段を上がって
ドリンク代を払い、場内へ
人でごった返す中、
物販を覗くと
「只今、休止しております。セットチェンジまでお待ちください」とのこと
既に一組目のバンドの演奏は始まっている
とりあえずトイレで用を足し
ステージに向かって歩き出した時、
床に段差があって転びそうになった
何でこんなところに段差あるんだよ!
真っ暗で見えんし危ないだろうが
と思いながら人混みをかき分け
前方に居る嫁の元へ
1組目【ARES】
一卵性の双子、Yasushi(Vo/Ba)、Takeshi(Gt)を中心とした神戸発の
3ピースメロデスバンド
ギリシャのレーベル”Sleaszy Rider Records”と契約を果たし、
世界50ヶ国以上でアルバムをリリースしワールドデビューした
「和製kalmah」と自称する彼らの
その音楽性は3ピースとは思えない程に重厚で肉厚
自分好みのかなりカッコいいメロディックデスメタルだったので
帰りにでもCD買おうかとも思ったが、
あまりにも人混みが渋滞していて
買う気が失せたので、
結局買わなかったということを
ここに記しておく
そんなARESの演奏が終わる直前
「ちょっと物販行ってくるわ」
と嫁に言い残し再び人混みを掻き分け
物販へと向かった
向かう途中、再度床の段差に足を取られ転びそうになった
ホンマ腹立つわ
なんやこの箱
物販に向かうも既に長蛇の列
並んでいるであろう人に
「これ物販の列ですか?」
と聞いてみると
「そうですよこれ持ってください」
と言われ、
最後尾と書かれた札を持たさせられた
中々進まない物販の列
2組目【ETHEREAL SIN】
のライヴが始まった
それでも中々進まない物販列
自分の後ろにも沢山の客が並んできた為、最後尾の札を後列へ託した
流れてくる素晴らしき楽曲に耳を傾けながら物販の動向を見ている
どんどん売れていくTシャツ達、
サイズもどんどん無くなっていく
ようやく列も進んで
物販が見えてきた頃
「後、3人までね、お兄さんまで」
と言って自分を指差す物販スタッフ
自分は良かったが
後ろの人達可愛そうに
ツアーTは売り切れているのが分かっていた為、
「パーカーあります?」と聞く
「すみませんパーカー売り切れです」
無念だ!
この日を待ちに待ち
パーカーとツアーTを買うことを
ずっと夢に見ていたのに
落胆し残っているバンTを買う
「向こうのサイズですよね?」
「はい」
「じゃあSください」
向こうのサイズだとたまにバカでかいのがあるので
今回はSを購入したのだが、
ライヴ後、やはりMを買えばよかったと、ひたすら後悔した
てかkalmah側も売れるの分かってるんだから最初からもっと大量に準備しといてくれたらよかったのに
買ったTシャツをロッカーに放り込み
再び中へと向かう
確かこの辺りに段差があったな
と思いながら
やはりつまづいた
ホンマ腹立つ
箱の中は超満員
掻き分け進んでいくも
中盤辺りで全く進めなくなった
ETHEREAL SINのライヴを眺める
時間もおしている為、
1曲削りますとMCで語っている
次のアルバムに収録予定の新曲が
これまた素晴らしく
その場でノリにノッていた時、
洋楽のライヴに行くと
ほぼ100%出没する
背の高いお姉さんが隣にやってきた。
姉さんもやはりここから前に進めなくなったみたいで一緒にヘドバンしながらライヴを楽しんだ
ETHEREAL SINのライヴ終了後
姉さんに「前に行きましょう」
と声を掛け、共に前に進む
嫁を発見し自分はそこに留まると
姉さんは「ありがとう」と言って
更に前へと消えていった
3組目【VREID】
ノルウェーのブラックメタルバンドで
自分も初見のバンドだ
メロディアス且つかなりノリノリで
ライヴ映えする楽曲の数々
かなり楽しませてもらったが、
自分の前に居た外人の姉ちゃんが
このバンドの大ファンなのか
凄まじいヘドバンを繰り返し
その度に何度も髪の毛がバサバサと自分の顔に浴びせかけられる
避けるのが大変だった
皆、kalmahまで力を温存しているのか
今回のライヴ
これまで全くモッシュ無し
モッシュが無い
則ち、前には進めない
「kalmahでもこんな感じやったらどうするよ?」なんて、
嫁と話しながらkalmahのライヴ開始をひたすら待った
このライヴハウス・・・
何かしらんが暗幕が壊れてて
セットチェンジの度にスタッフが
手でカーテン押さえてて笑った
本当に何なんだよこの箱は
さあいよいよ待ちに待った
沼メタルこと
【kalmah】のライヴである
周りのオーディエンス達は
徐々に空間を詰めてきている
スタッフが手で持っている暗幕が
何度も上がったり下がったりしている
そろそろだという頃から
場内に割れんばかりの
カルマコールが響き渡った
暗幕が落ちた瞬間から
一斉に前に飛び出すオーディエンス達
さっきまでとは打ってかわって
激しいモッシュの嵐
ペッカだよ生ペッカ・コッコだよ!!
超感動!!
鼻血出そうやった
イメージより若干顔が丸く
太ってる感じ(笑)
序盤でオーディエンスが
「ペッカ~」
って声援を送って叫んだ時に
「what?」
更に日本語で「なに?」
って答えてたのには笑った
めっちゃ真面目な人やんペッカ(笑)
今回のジャパンツアーにペッカの弟、
アンティは残念ながら参加していない
二人揃ってこその
便秘と皮下脂肪が気になる方に
ペッカコッコとアンティコッコ
なのに
めっちゃ見たかった
イケメン アンティ
超絶無念
代わりにキウアスのミッコ・サロヴァーラがサポートギタリストとして参加している
自分達はミッコ側だったのでスキンヘッドがめっちゃよく見えました
その向こう側にはイケメンkeyの
ヴェリ・マッティ・カナネン
奥にドラムのヤンネ・クスミン
そしてこのバンドには更に
イケメンベーシストが居ます
ティモ・レフティネン
マジイケメンやったわぁ
途中からメンバー全員
上半身裸になって
ライヴしてたからなぁ
女子は感謝感涙雨あられで
ウハウハだったかもしれない
今回来日するにあたりkalmahが
セットリストの要望を聞いてくれているという素晴らしい取り計らい
熱狂的な沼メタラーの皆様なら確実に外さない選曲をしてくれているだろうと思い僕はセットリスト要望受付には応募しませんでした
蓋を開ければ
流石のセットリスト
新しい曲から懐かしい曲まで
ふんだんに盛り込まれており文句無し
当たり前ながら周り皆
kalmah好きやもんなぁ
お決まりのギターソロでの
オーオーの大合唱は当たり前
ザビやらコーラスで皆で叫んで
モッシュしながらヘドバンして
こんなに楽しいことなんて
どう考えても他にはないですな
楽しすぎる
本当に楽しすぎた
最高の日だ
アンコール中のオーディエンス達が
皆、体力切れてヘロヘロになってるのが面白かった
嫁も「暑い!!」
とか言って逃げ場を探してたし
ライヴが終わったのは
22時55分ぐらいだったかな
ほぼほぼ23時だぜ
23時なんて次の日
仕事やったら拷問ですやん
ETHEREAL SINのyama様が
facebookで仰っておりました
突然ギターアンプが壊れてる事を
当日になって報告され、
更にシンバルスタンド3本も壊れてたそうでレンタル屋に借りに走ったりして
とにかく大変だったそうです
それでスタートが遅れたから
終わるのが遅くなったって話
全くどんだけクソな
ライヴハウスなんだよ心斎橋BASSO
そんなこんなライヴでしたが
kalmahメンバー曰く
「日本のファンは本当にクレイジーだ」
と喜んでいたとのこと
再来日してくれることを心より祈っております
ライヴ終了後、VREIDのメンバーが居たので
写真をお願いして撮ってもらいました
ライヴが終わって体力を使い果たし
汗をかきまくったので
外気を浴びて凍える身体
棒になった足をひきずりながら
テキトーに宿探し
例によって行き当たりばったりの旅
前もってホテルを取っておくなんて
準備のいいことはしていない
うろうろしたが見つからん
探してる途中で
《まかない屋 めたりか》
なるものを嫁が発見した。
結局、携帯で調べて天王寺へ
一泊、4500円の格安ホテルを発見
恐ろしく年代物のテレビに扇風機
一体、何年製やねん
あまりにも肉体的限界だった為
風呂は明日にしてそのまま
死んだように爆睡した。
2016年3月20日
朝、起きて風呂に入り
あべのハルカスへ
折角なので展望台に
上ろうと思ったが
物凄い人ゴミで40分待ちを
言い渡される
待つのも面倒くさいので諦め
四天王寺へと向かう
道中で
あべのたこ焼き
やまちゃんを食べ
無事、
四天王寺到着
チーズ棒を食べ
甘酒を飲み
わかさぎの天ぷら
いか焼き
肉かす焼きそば
とうもろこしを食べ
サラバ四天王寺で
難波へ
そしてずっと行きたかった
念願の《信濃そば》
松ちゃんが地球一旨いと語る店だ
店のおっちゃん
おばちゃんも味があり
TVで見たそのままんまだった
僕は肉うどん
嫁は鳥うどん
噂に違わぬ旨さだった
なんばグランド花月へ行った後、黒門市場で
げそ
ホタテ
おでん
たこ
を堪能
サラバ黒門市場
新大阪駅へ向かい
駅構内の居酒屋に入る
この居酒屋この立地条件なのに
無茶苦茶安い
あわびの踊り
あわびのバター焼き、共に380円
鯛肝ポン酢×2
ホタルイカ酢味噌あえ×2
ナマコポン酢
きびなご
数の子の醤油漬け
お茶漬け
ビール、ジュース多数
居酒屋を出て
文字通り、大阪出るとき
連れていかないかん
たこ昌のたこ焼を食べた
ありがとう
さよなら大阪
いやあ食った食った
完
【追記】
Evoken de Valhall Production
「本日は入場時の混乱、物販の不手際ならびに度重なる機材トラブルにて全体の進行が1時間も押してしまい、皆様に多大なご迷惑をお掛けし、誠に申し訳御座いませんでした。
今後は、箱の選択含めて全て検討し直し、同様の事態が発生しないよう善処致しますので、ご容赦の程、宜しくお願い申し上げます」
「また今回のツアーで販売している物販に関してですが、御迷惑をお掛けして申し訳御座いません。
後ほどKalmah側に追加発注出来ないかの交渉をしてみます。こちらの許諾を得る事が出来れば、送料無料にて通販を行いたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いします。」
「今後も改善すべき点は改善しつつ、なかなか日本で見る機会のないバンドを中心に招聘していきますので宜しくお願いします。」
等々 “twitterより抜粋”
この呼び屋さんマジ凄いなぁ
仕事は早いし、誠実だし
素晴らし過ぎ
めっちゃ好感が持てる
お陰様で
ツアーTとパーカー
無事注文することが出来ました
本当に欲しかったんだよぉ
嬉し過ぎる
ありがとうございます
Evoken de Valhall Production
これからも頑張ってください
あと、貴重なので勝手に引用すみません