前日の話はコチラ
2023年 3月25日
朝から温泉入って、楽しみにしていた朝食バイキングを食べ
美味かったぁ〜♪
ラウパ17T&クレイドル1st.パーカーを装備して
9時にホテルを出発
高速に乗り、本日の目的地を目指す
いつ来ても大阪はそれでなくとも道が分かりにくい上に、道路の白線が消えまくっているから非常にたちが悪い
ガス欠の心配をしながらも何とか駐車場まで辿り着き
徒歩でインテックス大阪へ
途中、自転車に乗ったおじさんが2人
横断歩道の中央分離帯で長話しているのを見掛けて、ここは大阪だと実感させられた
お初でございます
インテックス大阪
大阪のラウパはどんな所でやるんだろうって、もの凄く気になってたから来られて嬉しいです
流石は広い
で、この鐘みたいなのは一体何?
食べ物屋も色々あるんですねえ
サーターアンダギーを購入して、ご満悦な嫁さん
ヴァイキングであんだけ食ってまだ食うのか
ウロウロしてたら
黒くない人達の人集り(ほぼ女性)
しかしこんなに人集めて会場内にトイレが無いとか···
まあいいや、ここからは
ラウドパークのお話
入口へと舞い戻り、左へ進んでいく
その先には
この世の天国があった
GOODS
フライヤー地獄
FOOD&BAR
12時20分頃まで物販周りを見て楽しむ
当初はお布施で色々と買うつもりだったんだけど、プリプリの40周年記念Blu-ray BOXでデカい金額飛んでいったのと、次から次へと発生するライヴのチケ代が恐ろしいことになってきている為、泣く泣く自重しました
ごめん!ラウドパーク
クロークはこんな感じ
各ブロック毎に列になって広場に並ぶ
入場は当たり前ながらGOLDチケットからのスタート
GOLD専用入口の様子
GOLDチケットの特典
B3ブロックの旗をスタッフが手に持って、12時47分にようやく列が動き出す
おお、これはツアー旅行みたいだ
番号を呼ばれるまで待機して
カバンチェック後、チケットを千切られ、リストバンドを受け取り、600円とドリンクチケットを交換してリストバンドを装着
いざ、入場
正直、ブロック分けしているとは想像してなかったのでビックリ
でも結構良い感じに見える場所だったのでよかった(チケット早めに買っておいて正解だったねこれは)
場所は確認したのでブロックから出る。昨日すこぶる呑んで二日酔いで気持ち悪いけど、オフィシャルバーにてドリンクチケットをビールに交換
迎え酒をキメる
物販や会場外から戻る時は都度スタッフにリストバンドを見せ、ブロック内に入る時はチケットを見せる仕様になっています
マスクを着けてない人も結構な割合で見受けられる
自分は仕事柄、着けて参加してますが、中にはN95の医療用マスクを着用している兵も居て、そういう立場の人なんだなと思いながらも
かつての頃が戻ってきつつあることをひしひしと感じる
さあ、いよいよ宴の始まりだ
タイムテーブル
一組目 Bleed from Within
体の芯と心に響いてくるドラム音
爆音の洗礼を浴びて目覚める魂
生きていることを実感し、自分の理想的な居場所を再認識させられる
来たぜ!来たぜ!メタルフェス!!
デスコアとかメタルコアとか、どうもあんまり好きになれなくて、このバンドは予習して行かなかったんだけど
やっぱり自分の好みでは無いかなぁ
でも2曲目はカッコ良いと思いましたよ
① I Am Damnation
② Stand Down
③ Pathfinder
④ Into Nothing
⑤ Temple of Lunacy
⑥ Fracture
⑦ Sovereign
⑧ Levitate
⑨ The End of All We Know
二組目 Stratovarius
新譜はいまいち買う気にならなかったのでラウパ前にyoutubeで何回も聴いて予習した
『Firefly』のPVのイカれ具合はヤバいですよね
一番好きなのは『Glory Days』
ベタな曲最高💕演らなかったけど
まあ期待する曲って大体演ってくれないもんだわね
マニアックダンスなんか期待してないのに演らなかったぞ
小ティモ絶好調でバッチリやな思ってたところで
まさかの『Stratosphere』
『Father Time』の高音部では若干苦しそうだったけど、皆でオーオー出来たのはたまらんかった
この尺で更にキーボードソロ挟んでくるのか…からのイントロで沸く会場
待ってましたの『Black Diamond』
で異常な盛り上がりを見せ
『Hunting High and Low』のコールアンドレスポンスで大興奮
小ティモの「有難うどうも」は和む
大昔の曲を無理して歌わなくとも、近年の曲で固めれば名曲も色々あるしセトリは十分良いものになるんだろうけど、やっぱ昔の曲が聴けると懐かしくて燃えますね
素晴らしいライヴでした
① Survive
② Firefly
③ Stratosphere
④ Father Time
⑤ Paradise
⑥ Frozen in Time
⑦ Black Diamond
⑧ World on Fire
⑨ Unbreakable
⑩ Hunting High and Low
【トイレ問題】
このキャパに対してトイレの数が少なすぎる。個室も2つしかないし、小便器もいくら回転率が高いとはいえ捌き切れなくて凄い行列
スタッフが冊移動させながら交通整理
埒が明かないから会場外に出てみるも、どこもかしこも同じ仕様で行列だらけ
バリアフリーの欠片もなくて階段上がらなきゃいけないし、あっても数が少なすぎる
これだけの規模の会場で人集めることを目的に作られてる施設なのにこれじゃあんまりでしょ
何を考えてこんな設計にしたのか
トイレが最悪とにかくトイレが最悪
SAのトイレの優秀さを見習うべきです
三組目 Nightwish
フロール・ヤンセン歌上手過ぎだろ!
しかもラウパ16で妊娠してて、ラウパ23でも妊娠
1月に放射線治療受けて、現在あのお腹で超絶パフォーマンス&ヘドバン
おまけに喋らせれば可愛いし
どこの神様ですか?
楽器隊もキレッキレで完璧過ぎる
はっきり言ってCD超えてた
バックの映像と楽曲のシンクロ具合、ストーリー性、圧倒的な音質
文句のつけようがない
圧巻!ひたすら圧巻!
ラストに通天閣と大阪城と梅田スカイビルが生えてくるという地域密着型のオーディエンスに寄り添っていくサービス精神
余裕で優勝!問答無用で優勝!
耳と心と身体が幸せ過ぎた
次、単独で大阪とか来てくれれば絶対観に行く
① Noise
② Storytime
③ Tribal
④ Élan
⑤ Dark Chest of Wonders
⑥ I Want My Tears Back
⑦ Nemo
⑧ Shoemaker
⑨ Last Ride of the Day
⑩ Ghost Love Score
四組目 Kreator
クリエイターはスラドミ09ぶりに見ますが
フェイバリットなバンドではないので
飯食いに行きました
で、飯食ってビール呑んでから参戦
いやカッコ良いのは分かりますよ
スラッシュメタルはどう転んでもカッコ良いですからね
曲毎に映し出されるアルバムジャケット、パイロ、舞うテープ
演出的には申し分ないとも思うし、ピットも発生して場内大盛り上がりだけれど、個人的にはやっぱりそこまで好みではないんだよなぁ
ミレ様の立ち振る舞いがそもそもそんなに惹かれないってのが大きい
Wall of Deathを執拗に仕掛けようとして不発だったのも、最初からそれ有りきでセトリ組んで来てるのも、う〜んって感じするし
でもフレッドは好きなので目で追いまくってました
とはいえ『Enemy of God』とキル、キル『Pleasure to Kill』は上がらざるを得ませんでしたがね
元来ファンがめちゃめちゃ多いバンドだし、右見ても左見ても今回のライヴは絶賛の嵐なので、新しいファンも獲得出来たことでしょうし、中には僕みたいな人が一人ぐらい居てもそれはそれでいいんじゃないでしょうかね
そんな人間も極稀には居るさ
① Hate Über Alles
② Hail to the Hordes
③ Awakening of the Gods
④ Enemy of God
⑤ Phobia
⑥ Satan Is Real
⑦ Hordes of Chaos (A Necrologue for the Elite)
⑧ 666 – World Divided
⑨ Flag of Hate
⑩ Violent Revolution
⑪ Pleasure to Kill
五組目 Pantera
満員の会場に延々と木霊するパンテラコール
パンテラこんなにも人気あったんだね
自分パンテラはジャンル的にフェイバリットじゃなくて、ラウパで来日しなければ今だに聴いてなかった
大昔、間違えて『俗悪』2枚買ったことは今だに忘れられない
ラウパの予習の為に20数年ぶりに聴いたら、アメリカ臭プンプンでめちゃカッコイイなと再発見。『激鉄』が聴いてなかったことを後悔するほどに素晴らしい名盤であることも分かった
しっかりと予習してきたのでセトリは完璧
30年以上メタルを聴いてきて初めてザックワイルドを見れたという感動
貫禄が増し、煽りも咆哮も衰え知らずなフィル
ヘドバンし腕を振り上げて合唱し熱狂する観客
もう少しギターの音量が欲しいと思わなくもないが、リスペクトを忘れない楽器隊。その音は鎌首をもたげ俗悪で激鉄。圧倒的なパワー、べヴィなグルーヴ感と音圧で会場を揺らす
各々のブロックでは何度も何度もサークルピットが発生し、とにかく観客の熱量が半端ない
ピットからの風をビュンビュン受け、完全にあの頃が戻ってきたことを再認識
パイロやステージギミックも素敵。その上、アボット兄弟の映像をガンガン流して観客の涙まで誘ってくる
観客の興奮具合に大満足な表情のフィル
マスク着用、声出し不可だったらブチ切れてただろうな
それならそもそも来てないか
鋼鉄魂をガンガンぶつけられて打ちのめされ多幸感に包まれた
まさに伝説。まさに奇跡
感無量
悩殺されました
来日してくれて有難うパンテラ
① Mouth for War
② A New Level
③ Strength Beyond Strength
④ Becoming
⑤ I’m Broken
⑥ 5 Minutes Alone
⑦ This Love
⑧ Yesterday Don’t Mean Shit
⑨ Fucking Hostile
⑩ Planet Caravan (Black Sabbath cover)
⑪ Walk
⑫ Domination / Hollow
⑬ Cowboys From Hell
終演後、一斉に野に放たれた黒い人達
帰りにSAで食べたラーメン&チャーハン
総評
公式が出演アーティストの撮影は一切禁止って言ってるから、自分はアーティストは一切撮らなかったんだけど
撮ったら駄目って言ってるのに撮った映像をSNSに流して、それを出演したアーティストがリツートしているという事実
それってアーティスト側は撮影OKってことなんじゃないの?
アーティストが最も危険なモッシュといわれているWall of Deathを発動させようとするのはどうなの?
モッシュやダイブ禁止じゃなかったの?
どうも腑に落ちないんだよなぁ
これって禁止を掲げてることをアーティストにきちんと説明してないとしか考えられないよね
そのアーティストが本当に撮られたくないんだったら、よくあるじゃんアーティストの側の意向により撮影禁止ってライヴ前にアナウンスするやつ、あれやってそれでも撮ってたら容赦なく、つまみ出すなり警察に突き出すなりすればいい
本当のファンならそもそもアーティストが嫌がってることしないでしょ
撮ってるところをスタッフは明らか気付いているのに機器を没収することも、警察に引き渡すこともなかったよね
中途半端にしか出来ないんだったら最初から掲げんとってほしい
守らずに撮った人間だけが得するなんて絶対におかしい
大体、フェスで写真撮ったら駄目とか糞ツマランじゃない
今の時代、SNSで上げればアーティスト側にも恩恵はあるんだから、スマホで写真&動画撮るくらい許して欲しいわ
せめてスクリーン越しぐらいいいじゃない
写真の力って大きいからね
見れば一発でその時の記憶を呼び覚ませるんだから
後で公式が出す写真と現場で自分で撮ったのとでは価値が全然違うからね
メタラーは常に老化の一途を辿っているから短期記憶の維持が難しくなってきていることも考慮していただけると有難い
人はいつどうなるかも分からないんだから、いつそれが最後のライヴ観戦になるかもしれないし
撮った写真が一生の宝になってその人が生きる糧になることなんて十分に考えられる話です
滅多に見れない大好きなアーティストがその日限りのライヴを披露してくれてるんだから
まあ撮影のことはともかく、
流行りが3日で変わると言われている現在においても、メタラーは一切変わることなくこのフェスが再び開催されることを夢見続け、信じ続け、そして日本全国から集結した
これだけの規模の企画を立ち上げて成功させることが如何に大変で凄いことなのか、場内に入った瞬間からクリマンに感謝が止まらなかった
この場に居ることが出来て心の底から幸せでしたし、観客が皆、幸せオーラを放ってて、それを見てるだけでも感極まってくる
インテックス大阪は全編通して音が凄く良かった。問題はトイレだけだ
やっぱラウドパークですよメタルフェスですよ
本当に有難うございました
大好きを詰め込んだ夢のような二日間
魂が完全に浄化された
その浄化率はこれ以上無く特級
仕事でちょっとあって何か嫌な気分でここ数ヶ月働いてて、そのことを自己評価の時にでもネチネチ書いてやろうかとずっと思ってたけど
そんなこと、もうどうでも良くなった
そういう浄化作用がフェスには確実にある
行きたいとこには行こう
やりたいことはやろう
幸せを感じよう
この素晴らしいフェスを再び観戦出来る日がどうか来ますように
PS
駐車場で「お疲れ様です」って言ってくれたお兄さま、有難うございました
メタラー最高!