待ってました!6年振りの再起動
Everyone makes mistakes, How do you crash it?(誰もが間違いを犯す、どうやってそれを壊していく?)をテーマに
「みっつでひとつ」の三部作を隔月で配信していく、今回はその第一弾
※画像は全て公式より引用
小室 哲哉
改めて、お騒がせし、ご心配やご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。
今しばらく音楽をやらせてください。働かせてください。
体力は以前より後退しましたが、なにより音楽を創るアイデアとエネルギーは確実に進化していると感じています。
TMはTMなりの活動をしたい。僕は僕なりの創作をしたい。
いろいろな過ちがあっても、まだやれると背中を押してくれる友がいる。
待っていてくれるファンがいる。
これからの自分に残された時間にできること全てで、音楽で少しでも光を灯せたら。
と、このコロナ禍に沢山の事を考え奮起致しました。
毎日感謝でいっぱいです。
この気持ちを忘れることなく、これからまた創作に励みます。
宇都宮 隆
6年ぶりにTM NETWORKとして、久しぶりに復帰した小室と音楽を通して向き合うことができ心強く感じました。
それぞれの個性は何も変わらず、TM NETWORKの物語は、まだ続いているんだと、確信できた気がします。このような時期でもありますが、TMとして、初の試みの無観客配信LIVEを見てもらいたいと思います。
木根 尚登
今まで事ある毎に言ってるから、聞き飽きてるかもしれないけど、歳を重ねる毎に強くなって行くんだ。てっちゃんやウツに出会ったから、TMがあったから、こんなに長い間音楽ができたんだって。
あれから何十星霜、色んな事があったけど皆んなに支えられて今を迎えられたんだと思います。そして、てっちゃんが戻って来てくれて僕に新たな挑戦を投げかけてくれる。
あーTMってこうしてやってきたんだと、プロデューサー小室哲哉を確信しました。
久しぶりに3人で音を奏でた時、心からそう思いました
よし、その心意気忘れることなかれ
2021年 10月9日
21時を少し過ぎ、いざ配信スタート
5台のキーボードが配置されたスタジオ部屋。ノートパソコンの画面には
2021 10 09〔sat〕
少女がTM NETWORKと表示されたスマホのような端末を左手に持って入ってくる
適当に端末を置き、少女が鍵盤に触れると目の前の液晶モニターから
TM NETWORKと書かれたバトンがゆっくりと回転しながら飛んできて、粉々に砕け散った
無数のキラキラ光る三角が地面に落ちて浮かび上がっていくと、そこにはTM NETWORKの三人が立っている
① ELECTRIC PROPHET
床にばら撒かれるドライアイス
黄色く照らされているステージ
波のように動く空中に浮かぶ沢山の三角
② I am ~ How Crash?
右手を上げ人差し指を衝き上げたUTSU
新曲 How Crash?
浮かび上がる沢山の三角。砕け散ったはずのバトンの破片が飛んできて合体し復元すると、宇宙服のジャケット姿から左胸に三角錐のスタッズが5つ付いた白シャツになっていた
曲終了後、
木根さんの寸劇コーナー
時間が巻き戻る映像
③ ACTION
④ 1/2の助走
木根さんキーボード
⑤ Green days
緑メインのライティング
青のダウンライト
⑥ Get Wild
再び、ジャケットに衣装チェンジ
木根さんダブルネックギター
ラストにパイロ演出
⑦ We love the EARTH
降りてくる三角
⑧ SEVEN DAYS WAR
再び、白シャツに衣装チェンジ
曲終了後、
何処かの屋上で再び少女。対面に立ち、左手を差し出すてっちゃん
to be continued の文字
All produced By Tetsuya Komuro
感想
再起動はとても嬉しい
ゆくゆくはツアーもして欲しい
TMはガキの頃から大好きだけど、今だライヴに行ったことがないんです
前回も理由は忘れたけど行けなくて、そしたら小室が男性としての能力が無くなったと言って引退してしまった
そもそも天才小室哲哉がマトモな社会生活なんか送れる筈が無いじゃないか
そりゃあ精神的、肉体的にストレスがあって色々嫌にもなったんだろうけど、別にアーティストは引退なんてせずにやりたい時にやりたいことやってりゃいいと思うけどね、才能が枯渇したならライヴで昔の曲やってればいいじゃない。そのやりたいことがズレていなければ古参のファンは必ず支持してくれると思うし、例えズレていてもファンなら支持するって
ただ、その時の母体はTM NETWORKであるべきだし、それ以外は考えられない
本人は売上が延びないと悩んでいたみたいだが、小室哲哉の才能が一番発揮されていて音楽的に至高なのはどう考えてもTM NETWORKだからね
如何に彼がその後、プロデュース業で成功してTMの売上を優に超えたとしても、果たしてTMの楽曲のクオリティを超えるものがそこにあったのか?答えは否である
もっと言えば80年代に彼が作った楽曲(アイドル等に提供したものを含む)にハズレはほぼ無い
彼の全盛期は間違いなく80年代なんだよ
90年代は持ち前の嗅覚と情報収集能力によりニーズを捉えてきただけで、売上を考えず単純に楽曲の素晴らしさだけで比較すれば80年代の頃には遠く及ばない
世の中の9割のバンドが1stが一番良いからね、つまりはそういうことなのだ
そんな世界に生きている以上、常に過去とは比較され続けるのは必然であり、才能が枯渇したと自己で認めている以上、もう二度と全盛期を超えることは出来ないであろう。そりゃあもうしゃあないわね、過去の自分が偉大過ぎるのだから
そもそも超える必要なんて別にないと思うしね
余生はTM NETWORKという家をベースにしながら昔のように音の実験を続け、楽しんで遊び続ける。それでいいんだよ
と何から目線かもよく分からないことを無責任に言ってみる
これが宇宙一ダサいと言われているゴリラのジャケット
因みにドラムは青山純さん。息子が現在配信中の『B’z UNITE #01』でB’zのサポメンでドラム叩いてるので観るべし
更にはこのジャケットが
宇宙で2番目にダサいと言われているとか、いないとか
今回のTMの配信は再起動ということで『30th〜』から完全に繋がっているんだよね
序盤からTM以外の何物でもない映像から始まり、宇宙服も同じで、世界観も同じ、これぞ皆が待ち望んだタイムマシンネットワーク
ファンなら悶絶すること間違い無いでしょう
UTSUのVoは安定してて相変わらず素晴らしかったけど、問題はてっちゃんの耳鳴りだよね、それが一番心配
今回のは生ライヴじゃないから何とでもなるだろうけど、治っててくれることを切に祈る
果たして『How Do You Crash It?』のtwoかthreeで「RAINBOW RAINBOW 2021」は演るのだろうか?
何せ「RAINBOW RAINBOW 2014」が、いつ聴いても最高過ぎるからね
セットリストは最新曲を含みつつ新旧の曲を配置してあって中々良かった
特に「Get Wild」の最新Ver.がヤバ過ぎてヤバ過ぎて、もう興奮止まらず
「We love the EARTH」のアレンジで興奮し続け、「SEVEN DAYS WAR」で涙
いやあ、マジでめちゃめちゃカッコ良かったです。余りにカッコ良すぎて通しで6回観てしまった
今日日、一時間で4800円は高いんじゃないの?って気がしないでもないけど、半分お布施と思って次回も余裕で観ます
ああ次のセトリが楽しみや
有難う!TM NETWORK
有難う!小室哲哉
PS
第二弾のレポは此方です