2023年 4月15日
今日は【ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り】を観に行く
【シン・仮面ライダー】も観なくちゃいけないとずっと思ってるんだけど
この映画の口コミが余りにも絶賛の嵐で気になって気になって
コナンも始まって、上映している劇場が激減していっているという情報もあるし
どうにもこうにも居ても立っても居られなくなってきたから、嫁さん誘って行くことに
自分この手の映画は4DXで観るのが通例になっているんだけど、小牧コロナが13日で終了しちゃって、仕方ないからキリオで観ることにした
朝、8時45分に嫁さんが起床。そっから風呂入って準備して9時20分に家を出た
上映開始は9時50分
しかもそれ一回のみ
稲沢は8時50分と18時10分のニ回だけど、明日は仕事だし夜は家でのんびりしたいぞ
ということで猛ダッシュ
チケットも買わなきゃいけないから急ぎたいのに…ダラダラのんびり歩く嫁に活を入れながら何とか到着
チケットを購入し
入場
トイレも済ませてギリギリセーフ
映画観に行くのにこんなに焦ったの初めてかもしれん
この映画、パンフレット、グッズ共に無し
てか、グッズはほとんどコナンに占領されてた
こんだけ人気あったらコナン当分終わらんわと改めて思ったね
客は30人弱
田舎の映画館にしては多い方ではないかな
まあ一日一回しか観るチャンス無いからこんなもんか
多分、みんな口コミ見て刺激された勢なんだろうなぁなんて思いながら
上映スタート
最初に断っておきますが、自分はD&D全く詳しく無いです
まあ世代的に一応、80年代パソゲー大ブームな時代を横目に通り過ぎてきた人間ではあるので、ファンタジー物の設定とか見るだけで滾るものがあるのは事実です
パソコン買ってもらう以前からパソゲー雑誌の発売を毎月楽しみにしてて、読んでは空想に心踊らせる幼少時代を過ごしてきましたからね
でもま、今となってはさっぱり覚えてないし、別に詳しくも無いし、そもそもオタクにはなれなかった人間なので
とはいえ昔のドットのパソゲー画面は今見ても凄く込み上げてくるものがあります
そんな人間にとっては『プロジェクトEGG』って本当に神ですよね
あれサブスクじゃなくて単品で販売してくれればいいのに、とずっと思ってます
昔のゲームめっちゃムズいからなぁ
買ったところで全くクリアー出来る気はしないのだけれども
そんなプロジェクトが存在してくれているというだけでも本当に有難い話です
おまけにSwitch対応予定とか、神超えてどこまで行ってしまうの?という
TRPGも高校の頃、オタクどもが教室の片隅で楽しそうに毎日やってるのを見てて興味はあったけど、仲間に入れてもらう気にはなれなかったというか、
やっぱりオタクでは無いのです自分
あかん、脱線が酷すぎて全然映画の話をしていない
映画はですねえ、D&Dに興味を持っている人を、映画館まで行かずともアマプラで充分だろ!と容易に思わせてしまうほどにB級感しか感じない、誰も得しないというか観客動員減らす為にわざわざ作ったんじゃないかとすら思えてくる謎過ぎる予告編(ファイナル予告の出来は良い。最初のは本当酷かった)
とは裏腹に、開始直後から最後まで、随所に笑いを散りばめつつ、ストーリー展開に一切の無駄を作らず、観客を飽きさせないようにしっかりと配慮しながら丁寧に世界観までも構築されたド直球の正統派王道冒険活劇でした
兎にも角にも物語のテンポの良さが秀逸
キャラクターもしっかりと立っていて、それを吹き替え版では今をときめく豪華声優陣が彩る
個人的にはモンスターとのバトルがもうちょっとあればなぁと思いはしたけど
様々な要素がてんこ盛りだったので、凄く面白かったです
やっぱコテコテのファンタジー世界って良いよねえ
道中、トワイライトフォース聴きながら来たけど、映画内の音楽も世界観もバッチリ合致してたもんなぁ
特筆すべきは映像的には今風であるものの観終わった時の感触が、子供の頃に観た80年代の古き良き映画を彷彿とさせてくるところ
設定なんて知らなくても、深く考えなくても、もっと言えば何も考えてなくても、頭空っぽにして観ているだけでひたすら楽しい
それでいて、実はきちんと元ネタがあって細部まで忠実に拘って作ってあって、分かる人には分かるというギミックを織り込んである
ああ、映画って、エンターテインメントって、こんなんだよなぁと素直に再認識させられた
内容は全然違うけど、トップガンの続編を観た時の後味にも通ずるものがこの映画にはあった
まあ、トップガンはまた観に行きたい!DVD欲しい!ってなったけど、この映画はまた観たいけどDVDまでは要らんかな、ってそんな感じ
D&Dファンだったら言わずもがな
でも、もし続編とか出て今後も続いていくようなら…しかもそれが完成度高かったなら、世界観の作り込みが完璧であるが故にDVD欲しくなるのは必然だろう